PS4ソフト『ウイニングイレブン2017』の感想とレビュー、良かった所や不満点等をまとめた。
【公式】ウイニングイレブン 2017 / gamescom 2016 トレーラー
良かった所、驚いた所
・実写に肉薄するほどのグラフィック、スムーズな動きの向上
ここまでのグラフィク、モーションの向上には驚きをかくせない。クリスチャーノ・ロナウドやリオネル・メッシなど本当に実際の選手を扱っているかのようなリアルな動きで、よく選手の動きを研究して作られているんだな、ということが手に取るようにわかる。
無茶な耐性から繰り出されるパスは通りにくくなり、逆にきちんとスペースに出されているパスに関しては少しシビアでも通るようになっているなどかなりのバランス感覚を感じる事ができた。また、前作ではロングシュートの入りやすさが目立ったが、今回はきちんとキーパーも対応できるようになっていて、よりリアルサッカーに近づいたといえる。
・審判の判断が前作よりもよりリアルになった
毎回ファールの基準が違うんじゃないか、と疑問に思うウイイレシリーズだが今回はかなり実際のサッカーに近いような審判になっていると感じた。きちんとボールにプレスが行っている場合はノーファール、反対に脚を削るようなディフェンスはきちんと笛を鳴らすなど、甘すぎず、厳しすぎずといったいい塩梅のバランスになっている。
・マイクラブモードが楽しい
新しく「スカウトオークション」という機能が追加されたことで、きちんとスカウトできればそれに応じて狙っている選手も獲得しやすくなっているので、チーム経営がより楽しくなった。また監督に成長の要素も追加されて試合の成績に応じてアイテムを使用することでより強いチームを作りやすくなった。
・エディットデータの取り込みが可能に
不満点、悪かった所
・多くのチームの偽名・消滅
ウイイレのライセンス問題は今に始まったことではないが、ブンデスリーガ、プレミアリーグは一部チームを除き、前作と同じく偽名の選手が多数、さらにアーセナルが追加された代わりにバイエルン・ミュンヘンが消滅し、ユベントスも偽名に。このためチャンピオンズリーグモードでバイエルンがいないという非常事態になった。
・ディフェンダーの動きが単調
フォワードやミッドフィルダーの動きが多彩になったに反比例するかのようにディフェンダーの動きに前作から変化が見られないのが気になった。特にルーズボールや空中戦、セットプレーなどでは棒立ちに鳴っているディフェンダーにかなりの違和感を覚えた。しかし、その割に以上に反応の早い場面があるのでそのあたりのバランスもこれから改善してもらいたいと思った。
・キーパーの強化
人によって評価が様々だが、前作に比べるとキーパーの強化が目立った。そのため、打ち合いになるようなゲームにはなりにくく、慣れるまでは簡単に点が入りにくくなっているので爽快感という点においては評価が分かれるところだと感じた。
総評
評判の悪かった前作からの正統進化ともいえる今作「ウイニングイレブン2017」、相変わらずのライセンスや、細かなゲームバランス等の問題はあるものの着実にグラフィックの向上に負けず劣らずの出来になっていると思った。
ウイイレ2017神データについてはこちらを参考に
ウイニングイレブン2017 【Amazon.co.jp限定特典】サッカー観戦などに使えるチケットホルダー 付
- 出版社/メーカー: コナミ
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログを見る
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (4件) を見る