PS4ソフト『戦国無双 ~真田丸~』の感想とレビュー。良かったところ、悪かったところをまとめた。
良かった所、驚いた所
タイトル「戦国無双 ~真田丸~」に違わず主人公の真田幸村をはじめ、家臣の面々も全体的に強くなっている。チャージ攻撃や基本技もかっこよさ、使いやすさともにアップしていてより「無双感」を楽しむことができる。(基本的には戦国無双4に近いものになっている)グラフィックに関しても背景の作り込みは素晴らしく、水たまりやちょっとした草むら、夕陽の情景、人々の表情の機微など思わず息を呑むほど美しい。(反対に動きが入るとぎこちない部分もある)
城下町のシステムはアクションRPGさながらのシステムで飽きのこない工夫が随所に見られる。
ストーリーはとても丁寧に作り込まれていて、ドラマの真田丸ファンや元々の真田幸村ファンにとっても満足のできるものになっている。キャラクターそれぞれに個性がありちょっとした会話を聞きながらプレイするだけでもじゅうぶん楽しい。(大河ドラマでは長篠の戦いからだったが、ゲーム内では川中島の戦いから始まる)
アイテム(素材集め)も楽しく、どんどん手に入るレアアイテムで武将を強化できるので、無双シリーズの醍醐味のひとつでもある「育成」の部分も楽しめる。
不満点・悪かった所
・無双シリーズすべてに言えることだが、操作が慣れてしまいある程度簡単にクリアできるようになると途端に「作業感」が出てしまう。
・また、これまでの無双よりも物語性を重視した作りになっていて村や城下町パート、素材集めのための探索が多めで無双感を存分に楽しみたいと考えている人にとっては物足りないと感じる人もいると思った。
その他、
ムービーの違和感(常に甲冑を着ているなど)
DLCの充実
最新のゲームに比べると動きがぎこちない部分がある
敵のワラワラ感がいまひとつ
やりこみの少なさ
などなど
総評
ドラマ「真田丸」がここまでヒットしたことを受けてか、スピンオフ的な作品にも関わらずいままでの三国無双よりも作りての気合が感じられるゲームになっていて初めて無双シリーズを遊ぶ人も、古くからの無双ファンも両方が楽しめる良作ゲームに仕上がっていると感じた。
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: Video Game
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