PS4ソフト『バイオハザード7 レジデント イービル』の感想レビュー。良かった所、悪かった所、不満点等。ネタバレしないように書きたい。
良かった所
怖い。本当に怖い、とにかく怖い。ひたすら怖い。一人でやるな。夜中にプレイするな。今までのバイオハザードのように迫りくるゾンビをバッサバッサとなぎ倒すバイオと違い「怖さ」、その1点のみに特化したまったく新しいバイオハザードだった。難易度もアイテムスロットが少ない、敵が想像以上にタフなどより緊張感のあるプレイが楽しめ、謎解き要素も適度にあって、まさにサイコ・スリラーゲームとしてこれ以上ないものが体験できる。
先に進みたくない、次の扉を開けたくない、一歩一歩薄暗い中を手探りで進んでいく、そんな原点回帰とも言えるホラーゲームとしての醍醐味を楽しむことができる。(初代バイオハザード、別ゲームだが「サイレントヒル」「サイコブレイク」に近いイメージ)
BGMもより恐怖を煽り立てGOOD。
悪かった所
グロテスクVerと通常Verがあるが、日本版はどちらも規制がかかってるのでグロ全解除の完全版がプレイしたければ北米版を。
敵の種類が少なく、変化のある戦いはあまり楽しめない。そもそもあまりゾンビ?クリーチャー?が出ない。
逆に爽快感などのライトな印象はかなり削られていて、悪趣味で気持ちの悪い描写が続く、ウジ虫?もかなり多く登場するので虫が苦手という人はかなりの覚悟が必要。
ゲーム性として考えればそこまで真新しいものもなく、むしろ過去作と比べれば劣っている部分もあるのでアクションゲームとしては期待しないほうが良いかもしれない。
また、ゲーム全体のボリュームもかなり抑えられているので(個人的にプレイしていて)やりこみ要素などもあまりないように思える。
全体的な感想
上記でも書いた通り、今作はゾンビが群がってくるパニックアクションゲームとは違い、ゾンビだけではなく人間の恐怖、狂気、それらが織り混ざりじわじわと首を締められていくような恐怖が続くサイコサスペンスゲームだった。それゆえにこれまでの「バイオ」を親しんだプレイヤーからすれば最初は面食らうかもしれないが、それも杞憂、すぐにこの極上の恐怖の渦に巻き込まれ、息もできないほどの体験ができる。
間違いなく、2017年最高のホラーゲームだと感じた。まだプレイしてないが、これから始める人はぜひプレイステーションVRでこの恐怖を味わってほしい。
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