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PS Vita『ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』感想レビュー【良かった所、面白かった所・悪かった所、不満点など】

PS Vitaで発売されたダンジョンRPG『ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書』 の感想とレビュー。良かった所、面白かった所、悪かった所・不満点など。

 

ダンジョントラベラーズ 2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書とは

2013年に発売された『ダンジョントラベラーズ2』の続編であり、前作より様々な要素が追加されている。

―舞台は500年後のロムレア王国。

異界に葬ったと言われていた魔神は・・・生きていた!封印されていた魔神は復活。

主人公「フリード・アインハルト」率いるロムレア王立図書館討伐隊が結成され、魔神の完全なる封印に乗り出した。

異界化が進む謎のダンジョンの中、ついにフリードと魔神の最終決戦が始まった。

しかし!!強敵”魔神”の前にフリード達は、敗れる―。

「ロムレア王国は闇へと堕ちた」

ダンジョントラベラーズ2-2 闇堕ちの乙女とはじまりの書より

 

良かった所・面白かった所

・ギャルゲーと侮ることなかれ。絶妙な難易度の戦闘。他のゲームと違い、クラスやスキルが揃っていてもザコ敵に苦戦することがしばしばあり、かなり歯ごたえのある戦闘が楽しめる。タンク、ヒーラー、アタッカーの組み合わせの敵と当たったときは適当に戦うとこっちが全滅してしまうことすらある。また敵AIもバカではなく、各種状態異常をガンガン使ってくるので気が抜けない。まさに一戦一戦を楽しむことができるゲームバランスだと思った。

またクラスやスキルによって全然違う戦い方ができるのも飽きないポイントの1つだと思った。クラスは2から追加はされていないが、元々かなりの数のクラスが存在するので問題はない。

 

・ストーリーがかなりのボリューム。メインのストーリーをクリアするだけでも、40〜50時間程度はかかり、サブイベントもこなすと100時間遊んでも遊びきれないほどのボリュームがある。ストーリーの出来自体は真新しいものでもないが、適度なギャグ、シリアスとお色気のバランスが絶妙だと感じた。

 

・武器、防具集めが楽しい。古き良きハクスラゲーを思い出す出来。

 

・ダウンロードコンテンツが豊富

 

 

悪かった所・不満点など

・やはりどうしても萌え絵で受け入れられないという人がいるため他人には勧めにくいのが難点。個人的にも周りでプレイしているひとがほとんどいないのが寂しい。ただ、この点は好きな人にはかなり受けの良い絵でもあると思うので人によってはプラス。※外ではプレイしないようにしよう。

 

・一部のクラスが強く、全ての職業を遊ぼうとするとかなり骨が折れる。

 

・前作との変更点がそれほどなく、はじめてダンジョントラベラーズをプレイする人はともかく2もプレイ済みの人にとっては少し物足りなく感じるかもしれない

 

・ロードが長め

 

・バグが多い。本作は報告されているだけでも中々の数のバグが挙がっており、気をつけないとプレイ自体に支障をきたすものもあるので注意。

以下、バグまとめ

ギアキャッスル4階のワープ先で身動きが取れない(ワープ使用時に青い扉が閉じたままだとフリーズする)

音声再生中に店を出るとフリーズすることがある(セリフをきちんと聞ききってから店を出るようにする)

サブイベントNo164「ケモミミ装備」でフリーズ(アリシア(PL)+エルトリシア(SO)、リリアン(TS)+エル、グリシナ(FT)+エルの組み合わせでフリーズ報告あり)

など※随時更新します

 

 

まとめ

各所でも評判がよくシリーズ最高傑作の呼び声も高い本作。細かなバグやフリーズなどは見つかっているが、今後のアップデートで改善されると思うのでそこは大きなマイナス点にはならないだろう。

戦闘の楽しさ、クラスやキャラクターなどでの自由度の高さはダンジョンRPG好きにはまらない。流しプレイでは楽しみきれないほどのボリュームを誇るので長い時間じっくりと遊べる、これぞ一人で遊べるゲームのお手本のような作品だと感じた。

 

 

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