PS4・PS Vitaで発売されたアドベンチャーゲーム『ブルーリフレクション』 の感想とレビュー。良かった所、面白かった所、悪かった所・不満点など。
ブルーリフレクションとは
『フィリスのアトリエ』、『よるのないくに2』に続く「ガスト美少女まつり」の第3弾タイトル。現代の学園と美少女とファンタジーが融合する、少女たちの等身大の青春を描く“ヒロイックRPG”
【PS4】01.BLUE REFLECTION ブルーリフレクション 幻に舞う少女の剣 プレイ動画
良かった所・面白かった所
・ 戦闘の難易度は低めで誰でも遊びやすい。初めてプレイする人でもコツをつかむことさえできればクリアできる絶妙な難易度。ボス戦においても基本的には慣れさえすれば簡単。(戦闘後にHP・MPが全回復する、など)
・システム敵には『ペルソナ』シリーズによく似ていると感じた。
・作中のBGM・浅野隼人さんが紡ぎ出す音楽の良さが際立つ。ストーリーの世界観ともマッチしている。
・もちろんキャライラストも岸田メル先生の描く少女達はどれもかわいく、そして美しい。「透明感」という言葉がピッタリハマるほど、質感までもリアルでまるでそこにいるかのような感覚に陥る。少女達は全部で15名いるので、かならず一人は推しのキャラクターが見つかるはず。
・それに付随するかのように背景のグラフィックもとても綺麗で思わず目を奪われることも多々ある。
・シナリオも異世界と現実世界を行き来するストーリーにも関わらず、しっかりと辻褄が合わされていて、無理がない。シナリオライターの優秀さが最後まで際立つ物語だと思った。
悪かった所・不満点など
・前述で戦闘の難易度が低いと言ったがこれは人によっては手ごたえがないと感じてしまう。また演出も単調で(勝利ポーズなど)、RPGにおける大事な要素のはずの戦闘が苦痛に感じてしまう。
成長は戦闘に依存しないという珍しいシステムなので、究極道中のザコ敵を無視してクリアする、ということも可能。これは賛否両論だろう。
・サブキャラのイベントが少なめ
・テーブルチャットの会話の物足りなさ
・ダンジョンも基本的に道中は短く、どれも似たような作り
・やりこみ要素が少ない
・インターフェースがいまいち使いにくい
・20時間程度でクリアできるのでボリューム不足と感じる部分も
まとめ
RPGとしては難易度の低さが物足りなさ・退屈さを感じてしまう部分もあったが、シナリオは先程書いたように秀逸、そして何と言ってもキャラクター造形の素晴らしさでマイナス面を感じさせないほどキャラゲー・ノベルゲームとしてよく出来ているので、ゲームのファンはもちろん、ガスト美少女まつりファンはもちろん岸田メル先生のファンも買いの一作。
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