8月3日発売のPS4ソフト『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』の感想レビュー。良かった所・面白かった所、不満点などのまとめ。※9月1日時点、随時更新
「クラッシュ・バンディクー ブッとび３段もり！」 デビュートレーラー
良かった所・面白かった所
・圧倒的なグラフィックの向上、リマスター、いやリメイクとしては完璧な出来だと感じた。特にグラフィックは元々が初代PSということもあって見違えるほどに綺麗になっている。クラッシュやキャラの表情のひとつひとつや背景の細かなところに至るまで、初代をプレイしたことがある人は感動すること間違いない。
また細かな修正点でいえば、一言で言えば鬼仕様だった初代PS版からなるべくプレイ時はプレイヤーのストレスにならないように作り直されている部分も多々ある。初代クラッシュ・バンディクーは一度死ぬと箱を取り直さないといけなかったがリマスター版ではちゃんと死亡時の状況からスタートできるのでストレスがない、など
・1は難易度が非常に高く、2はシリーズ屈指の名作、3は1、2に比べると少し劣ると言ったところ
・ココが操作キャラとして使用可能に（使用感はクラッシュとほぼ同性能）
・いまのゲームに比べるとかなりやりごたえがある
・タイムアタックが3だけではなく1と2にも追加されている
悪かった所・不満点
・エフェクトのインパクトが弱い
・ロード時間がアクションゲームにしては長い、それに加えロード部分が多い
・良くも悪くもシリーズごとで大きく難易度が違うので注意（後述）
・オープニングが飛ばせない
・操作性自体はグラフィックの向上の副作用なのかPS版に比べると悪くなっているような気がした（ジャンプ時などの距離感のつかみにくさ、視認性の悪さ、判定のシビアさなど）
・クラッシュをはじめ一部のキャラクターのセリフ量の減少
・難易度ゆえに敷居が高い、100％以上を目指すならかなりの労力が必要
・フォントがただのゴシック体、一部グラフィックが海外版のまま（箱の表記など）
・BGMのアレンジがチープ
※1や2に比べるとかなり難易度が低いので1や2が難しいな、と感じた人は3から遊ぶのをおすすめ。
総評
リマスター版ということでほぼ完全なる移植作。その難易度の高さからPS版は未クリアの状態でゲームを投げてしまったが今回は「頑張ってもクリアできない」から「頑張ればクリアできる」とところどころバランス修正がなされているので、誰でも遊びやすくなっているのが特徴。
遊びやすいように修正されている部分と、リメイクがゆえに起こっている新たなストレスのせめぎ合いがあり、不満点で書いたマイナス面をどこまで許せるかがこのゲームを楽しめるポイントだと感じた。
それでも、筆者をはじめクラッシュというキャラクターが好きな人にとってはこのリメイクはかなり嬉しいし、生まれ変わったクラッシュを見て感動もしたので未経験者よりはクラッシュ・バンディクー経験者に遊んでほしいゲーム。
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (9件) を見る
