9月22日発売のNintendo Switch『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』の感想レビュー。面白かった所・良かった所・不満点などをまとめた。
前作『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』の感想レビュー
良かった所・面白かった所
・映像を見ても分かる通り、前作に比べても圧倒的なグラフィックの向上。ポケモンの皮膚感すらよりリアルに伝わってくるので、時々まるで本当にこの世界にポケットモンスターが生きているかのような錯覚になる。
・一応格闘ゲームという体裁は整えられているものの、ポケットモンスターというコンテンツの性質上なのか、子供でも簡単に遊べるようにワザコマンドやコンボなどに関してはかなり親切にシステムされていると感じた。「いつでも誰でも楽しく遊べる」というゲームの基本においてかなり忠実なものに仕上がっている。
・最初から全キャラが使えるので一人プレイでキャラを解禁していく必要がなく、100パーセントのポッ拳が楽しめる。
9月25日時点プレイアブルポケモン一覧
ダークライ、バシャーモ、ピカチュウ、ルカリオ、サーナイト、マスクドピカチュウ、ハッサム、グレッグル、ジュカイン、ジュナイパー、ゲンガー、カイリキー、テールナー、エンペルト、ミュウツー、シャンデレラ、スイクン、マニューラ、リザードン、ガブリアス、ダークミュウツー
その他、細かな良点・面白かった所
・ロード時間の読み込みは前作よりもスムーズに更に速くなっている
・新参戦ポケモン「ジュナイパー」がかなり使ってて楽しい
・ある程度のレベルまでならガチャプレイで強い技をひたすら押しつければ何とかなるはなんとかなるので家族みんなで楽しめる。
・格闘ゲーム経験者はすんなり入り込める
・日ごとに変わるデイリーチャレンジも地味にハマる
悪かった所・不満点など
・参戦ポケモンのタイプの偏りが激しい(炎ポケモンが多く、必然的に鋼、草ポケモンは苦戦を強いられる場面が多くなる)
・良点でも述べたように誰でも気軽に遊ぶことのできるゲームにはなっているが、格闘ゲームという性質上「ガチ勢」が当たり前のようにいて、初心者や小さい子供がオンラインで遊ぶとそのガチ勢に心を粉々にされてしまう可能性があるので、注意。
・ポケモンごとのゲームバランスが難しい。エンペルト、スイクンやリザードンなど遠距離攻撃が使えるポケモンが圧倒的に有利になり、カイリキーなどはかなり分が悪い。
・「なぜそのポケモンを選ぶ?」というチョイスが謎。いまや800を超える種類がいるポケモン、DLCでもいいのでガンガン追加ポケモンは配信してほしい。
その他、細かな不満点
・ネット対戦でのラグが体感で多い
・チュートリアルが面倒なうえに長い。飛ばせるようにしてほしかった。
・Switchの携帯モードだと画質が落ちる気がする。
・マッチング機能が雑。対戦数1桁台で勝利数3桁と当たったりするので萎える。
総評
前作の正統進化といった内容に仕上がっている『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』。参戦ポケモンも前作より一癖も二癖もあるポケモンが多く使えるようになっていて、飽きずに長く楽しめるゲームになっている。
前作でハマった人はもちろんSwitchを持っていて今作が気になっている人なら買って損のない一本。

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