お笑い芸人の有吉弘行さんがMCを務めるラジオ『SUNDAY NIGHT DREAMER』10月28日放送回にて当サイトでも紹介したPS4ソフト『レッド・デッド・リデンプション2』について語られていました。
有吉さんは芸能界でもきってのゲーマーとして知られ、この『レッド・デッド・リデンプション2』も発売をかなり心待ちにしていたとのこと。
今回の記事では放送内のそんな有吉さんのトークをまとめましたのでご覧ください。
有吉弘行『レッド・デッド・リデンプション2』感想トーク
有吉弘行（以下、有吉）：私は『レッド・デッド・リデンプション2』をついに手に入れましてね。
ダーリンハニー長嶋（以下、長嶋）：ああ、どうですか？
有吉：私は本来『有吉ぃぃeeeee！』っていうゲーム番組が今日から始まるんですよ。
長嶋・和賀：ほぉ、今日！
有吉：このラジオの後、テレビ東京系で。だから本当はその番組用にやらなきゃいけないゲームもあるんですよ。
長嶋・和賀：ええ。はい。
練習したりとか。今は『ストリートファイターV』を練習しなきゃいけない環境にあったんですけど。やっぱり『レッド・デッド・リデンプション2』はやっぱ、7年待ったもんですから。
和賀勇介（以下、和賀）：（笑）まあ好きなゲームですもんね。
有吉：延期延期を繰り返して7年間待ったもんですからどうしてもそっちの方をやってしまって、ちょっと『ストリートファイターV』もちょっと疎かに…。
長嶋・和賀：（笑）まぁまぁまぁ。
有吉：まあ7年間の熱い思いがあった分だけ、自分の中で想像を掻き立てすぎてたっていうかさ。「凄い事になってるぞこれは。7年の時を経て」と思ったんだけど、まだ結構チュートリアル状態というかさ、まだ説明聞きながらちょっと操作方法覚えながらストーリー覚えていくっていうような状況なの。だから結構…なんていうのかな。「おい、いくぞ！ついてこい！」って言われてさ、延々雪山を馬で歩かされたりさ。いや、辛っ！
長嶋：ええ！？最初からですか？(笑)
有吉：もうずーっと飛ばせねえし、これずーっとついてかなきゃいけねえの？みたいなさ。で、ずーっとついていって、「ハア、ハア、やっと着いた…」「馬繋いどけ」って言われて、繋いで。馬との絆深めようと思って「馬を撫でる」とかいう声があるの。まだ不慣れだからさ、いきなりバーン！って馬ぶん殴っちゃって「ヒヒィーーーン！」ってさ…。もう全然うまくいかないというかさ。
長嶋・和賀：（笑）
有吉：で、なんかバーでちょっと小競り合いになってさ、バンバンって喧嘩して、こらしめバーン！ってやってね。「舐めんじゃねーぞ！」みたいな。そこでもうどっか外行ってやろうと思ったら、コマンドの中に「首を絞める」っていうのがあったから、「あ、首絞めてガハッ！ガハッ！って気絶でもさせんのかな」と思ったらさ、そのまま殺しちゃってさ。
長嶋・和賀：ははは(笑)
有吉：うおーって首絞めてたらさ、バタンって死んじゃって。いきなり保安官に追いかけられてさ、オープニングのすぐで指名手配になっちゃってさ。で、もう俺ストーリー進めるも何もない、森の中逃げちゃってさ。ウサギ狩ったりして。
長嶋：もう逃亡者なんすか？(笑)
有吉：いやもう全然その、なんていうの！？末期的なプレイだよね。プレイもやり尽くして末期になってさ「もうじゃあもう、あの、山にいる生き物全部コンプリートしてやろう！」っていう人がやるようなプレイずーっとしてんだけど（笑）
長嶋：ははは(笑)
有吉：だって町に帰ると指名手配されってから（笑）
和賀：捕まるわけですもんね。
長嶋：辛い始まりだなー。
有吉：だからしょうがないから、ずーっと山で過ごしてたんだけどそういうわけにもいかないからさ、1回こっそり戻ってすぐ郵便局行ってさ、自分の指名手配の懸けられてるだけの分のお金を払えばそれが消えるのよ。指名手配料が。だから結構オープニングで金もないのにさ、必死にウサギとか狩って作った金さ、自分の指名手配消すのに70ドルくらい使っちゃってさ。もう全然こう、まだだからなんていうのかな、爽快感ゼロ(笑)
長嶋：あぁーなるほど（笑）
有吉：ずっと逃亡者として生きてるだけだから。辛い。
長嶋：まだゲームも進んでない？
有吉：まだ。なんの爽快感もないよ。早撃ちの闘いで勝つとかさ。
和賀：ストーリーはあるんですよね？
有吉：ストーリーは一応ある。けどけっこう自由度が高いから。楽しいのは楽しいんだけどな。まだそんなこと繰り返してだから、気温によって馬のキンタマが大きくなったり縮んだりとかいうところまで見る余裕がないというかさ。あとなんか説明書見てたらあれだったな、あの「馬はたまに小便するぞ」って書いてあった。
長嶋：注意書きなんだそれ（笑）重要ですかそれ？
和賀：馬はいいんだよ（笑）
有吉：馬小便するまでずーっと見なきゃいけないから。
和賀：いつするかわかんないですけど。
有吉：結構なんていうか、やばいよね。病んでくるよね。
和賀：小便待ち？(笑)小便待ちすごいな
長嶋：そんな人いるのかな(笑)
有吉：馬の小便待ち。ゲームで馬の小便待ち8時間とか辛いことも多いですけど。辛いことも多いですが楽しいことも多いです。ゲームの世界は（笑）
和賀：辛いことはそんなないですけどね、普通。ゲームの世界(笑)
有吉：全然うまくいかないしさ、あとアメリカのゲームだからさ。ロックスター・ゲームスっていうあのー緻密に作ってくる、結構乱暴者が出てくるゲームを得意としているところだけどさ、あのーちょっと不満じゃないんだけど、そこがあのーロックスター・ゲームスは雑でいいなっていうところなんだけど、笑えるっていうところで…会話は字幕が出るわけ。英語でずーっとしゃべってて、出演者たちが。で、字幕出るんだけど、その字幕スーパーのところにさ、「主人公：パパパパ」「敵：パパパパ」って出るんじゃなくて、もう一緒くたなのよ。だから5人くらいで列車でも襲いにいこうぜって言ってさ、ずーーっと徒党を組んで会話しながら歩いてるとさ、誰が何言ってるのかわかんないの。「昨日は何やってたんだお前は」「うるせえ」。
和賀：人は違うんですよね？
有吉：人は違うんだけど。日本人だからさ、あんまり違いがよくわかんなくて。外国の人の喋ってる感じが。主人公の声さえ自分でまだ馴染んでないからさ。「うるせえんだよ。このクソ馬鹿野郎」「なにぃ、今なんて言ったこの野郎」「何も言ってねぇよ」っていうのがずーっと(笑)
和賀：今何人いたの？(笑)
長嶋：入り込めない(笑)
有吉：まあ落語みたいな聞き方するしかないというかさ。そのへんがちょっとなかなか…あれ、会話を楽しみたいんだったらなかなか…難しい。あとはでも面白いですよ。もう画像は綺麗だし。
長嶋：あれ凄いですね。
有吉：あぁ、もう映画ですよ。
和賀：あれほんと操作できるんですもんね凄い。
有吉：もう案の定仲間がやっぱバカばっかりだからさ。列車強盗しようと思ってさ、列車の線路のとこに爆弾付けてさ、手でグッと自転車の空気入れみたいな感じの、グッとやってボーン！と爆発させる爆弾取り付けたけどさ、完全にもう爆破しないしさ。
和賀：（笑）爆弾の作り方が間違えてるの？
有吉：作り方が下手なんだ。案の定。もうめんどくせえもう。列車追いかけて飛び乗らなきゃいけねえ。
和賀：強盗するためには。
有吉：はあ〜…やっぱりな、俺そうだと思ったんだよ…って言いながら。絶対そうだと思ったんだよ…はぁあ〜…。
長嶋：苦労絶えないなあ。
有吉：そんなの俺も責任追及されるしさ。「お前が取り付けただろ」って。殺してやろうかなって思って。
和賀：殺したらまた追いかけられる(笑)
有吉：山の中だからそいつらの一味とやってるのは（笑）マジ腹立つからなあ。でも多分まだチュートリアル状態で操作方法覚えてる段階でいるようなメンバーだからさ、結構主力の、主要メンバーなはずだろ？だからそいつら殺しちゃうとさ、またけっこう辛いことになりそうだなって。『デトロイト』やった時みたいにさ、メインキャラ全員死んで脇役でエンディング迎えた、みたいなさ。寂しいこと起こるからさ。
和賀：ええ（笑）
有吉：ちょっとなーって。その辺も難しいとこだな。昔のゲームだったら別にそんな大事な…主人公バーンって殺してもさ、なんか次の日になったら普通に生き返っててさ、「えー昨日殺したのに！！」とか思ってたけど。ほんとに今のゲームは主要キャラクターでも死んだら死んだままだから。
長嶋：変わっちゃいますからね。分岐してね。すごいですよね。
有吉：このイライラを殺すっていう方向に向けられないのが辛いよね。だからちょっとご婦人たちを縄で縛ってっていうプレイもまだやってないんだよな。
和賀：そんなのもできるんすか？(笑)
有吉：捕まるのが怖いからやっぱり。
長嶋：あるんすかそういうのも。
有吉：いやー、なんかミスで殺すのは…自分の意思とは関係なく殺してしまったって状況が2、3回あってさ…ちょっとこの自分の暴走を止められない自分が怖いよな。もうちょっと自分を律してさ、理性を働かせていかないとこの先しんどいなと思ってる。
長嶋：没頭してますね…（笑）
和賀：ゲームの話ですよ！！ここだけ切り取られたらほんとサイコパス（笑）
有吉：ハロウィンいっちゃって人殺すんじゃねえかって。
長嶋：ダメダメ！！現実になっちゃうから！（笑）
