PS4『ディシディア ファイナルファンタジー NT』の感想レビュー。面白かった所・良かった所・つまらなかった所、不満点などをまとめました。
面白かった所・良かった所
登場する歴代FFキャラクターたちも増え、いわゆる【お祭りゲー】としての完成度はかなり高くなった。現時点でも28名のキャラクターが使用可能になっていて今後のアップデートではさらに追加されることも決定している。
「パーティバトル」で作品の違う好きなキャラクター同士でパーティを組んで戦うのは非常に「夢の共演」感があって良い。
ディシディア ファイナルファンタジー NT使用キャラクター
- ウォーリア・オブ・ライト(FF1)
- ガーランド(FF1)
- フリオニール(FF2)
- オニオンナイト(FF3)
- セシル・ハーヴィ(FF4)
- カイン・ハイウインド(FF4)
- ゴルベーザ(FF4)
- バッツ・クラウザー(FF5)
- エクスデス(FF5)
- ティナ・ブランフォード(FF6)
- ケフカ・パラッツォ(FF6)
- クラウド・ストライフ(FF7)
- セフィロス(FF7)
- スコール・レオンハート(FF8)
- アルティミシア(FF8)
- ジタン・トライバル(FF9)
- クジャ(FF9)
- ティーダ(FF10)
- ジェクト(FF10)
- シャントット(FF11)
- ヴァン(FF12)
- ライトニング(FF13)
- ヤ・シュトラ(FF14)
- ノクティス・ルシス・チェラム(FF15)
- ラムザ・ベオルブ(FFT)
- エース(FF零式)
・戦闘の楽しさ、爽快感は相変わらずかなりのもの。グラフィックも前作よりかなり強化され、必殺技の迫力は一見の価値あり。
・敵陣にあるコアを先に破壊したパーティが勝利となる「コアバトル」は単純に殴り合うだけでなく、戦略やパーティの構成などもカギとなり、普通のバトルと違った楽しみ方ができ中々面白い。
つまらなかった所・不満点
・単純にアクションゲームとしても格闘ゲームとしても難易度が高め。タイプ毎の立ち回り、技の射程や回避の仕方、各スキルの効果や使用タイミング等々覚えることが多く、初心者には少しキツイ仕様かもしれない。面白さを見出すまで時間のかかるゲーム。
・思ったほどオフラインの自由度が低い。前作のようにキャラのレベルを上げて技を覚えていく、というようなことがない。そのため、オフライン専門で遊ぶには少し物足りない。
・ストーリーが簡素すぎる。ストーリーメインを期待して買うと危険。またキャラによってはほぼ確実にクリア不可能のような召喚獣も登場するので好きなキャラでストーリーが楽しめない。
・参戦キャラクターのチョイス。欲を言えばFF6からエドガーやマッシュ、FF7からバレットやティファ、FF9からスタイナーやビビなども使えるようにしてほしかった。今後のアップデートに期待。
・オンラインメインのゲームでありながらマッチングが遅い。対戦相手の回線速度がわからないのも煩わしい。エラーも多い。
総評
FFファンで好きなキャラクターを使って最強を目指したいという人にとってはこの上ないゲームになっていると思う。「RPGのキャラクターを格闘ゲームで操作したい」というコンセプトは素晴らしい。
ただ、ストーリー自体はあってないようなもの、自由度も少なく、インターネット環境が不十分でオフラインのみでしかゲームをしない、という人にとってはおすすめできないゲームだと思った。
対戦環境の改善やキャラクターの追加などは今後確実に修正されていくと思うので、FFファンで、オンラインを楽しめるという人にはおすすめ。
ディシディア ファイナルファンタジー NT アルティマニア (SE-MOOK)
- 作者: スタジオベントスタッフ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2018/01/11
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