6月21日に発売されたPS4ソフト『GOD WARS 〜時をこえて』の感想レビュー。良かった所・面白かった所・不満点などをまとめました。
[SRPG]GOD WARS 時をこえて #01 最初から~一ノ巻五ノ段
GOD WARS 〜時をこえてとは
瑞穂国を舞台とした古代日本のリーダーたちの葛藤と成長、感動と興奮を描いたシミュレーションタクティクスRPG。キャラクターデザインは、箕星太朗氏が担当。古事記とお伽話を融合させた世界で多種多様なスキルや奥義を駆使しながら過酷な戦場を生き抜いていく。
良かった所・面白かった所
・設定で難易度が選べるので難しいと感じた人は調整できるのが嬉しい。
・音楽はしっかりとした作りになっているのでゲームのどこか神話めいた雰囲気にとてもマッチしていてよりゲームに没頭することができる。
・語り部の声優が佐野史郎、語り部の声優が佐野史郎(大事なことなので二回言いました)
・戦闘はタクティクスオウガや、ジージェネレーションのようなターン制。敵はただ単純に攻撃力が強いというような相手ばかりではなく、能力によって様々な戦い方をしてくるのでとてもやりごたえがある。単純にレベルだけを上げて勝てる敵ばかりかと言えばそうでもないというはとても好感が持てた。
また、ゲームバランスに関してはかなり絶妙でこの手のゲームによくありがちな終盤になると味方が強くなりすぎて戦闘に歯ごたえがなくなる、ということがほとんどなかった・
・ちょっと遊んだ程度では把握しきれないほどのスキル、職業がありプレイする人によっておそらく遊び方がガラリと変わるのも面白い。個人的には弓人がお気入りだった。
・タクティクスRPGににしてはターン毎のテンポがよくサクサクと進める。時間がないという人でも安心。
・ちゃんとした説明書が入ってい る
悪かった所・不満点
・PS4にしては全体的にグラフィックがイマイチでどうしても途中途中で陳腐な印象を受けてしまう。
・どのタクティクスRPGににも言えることだが味方のAIが賢くない。
・序盤は多種多様なスキルを駆使した戦闘は本格的なタクティクスRPGを待ち望んでいたゲーマーにとっては心躍る部分はあるが、後半になるにつれ一部の敵が無駄に硬いなど、中だるみが起こる場面がある。(一部意見)
・時々バグ(アプリケーションエラーなど)が起きる
・評判を漁るとVita版はロード時間が長いらしい
総評
最近は似たようなゲームがスマホアプリなどでよくリリースされているが、やはりPS4というハードでしっかりとタクティクスRPGを作るとアプリとは段違いの完成度を感じることができる。
ゲームのポリゴン部分は先程も書いた通りイマイチだと感じる部分は多少はあるが、個人的には許容範囲。それよりも箕星太朗氏の描くイラストがかなり素晴らしいので彼の作品が好きな人は必見。
また、とにかく雰囲気の良いゲームで全体から漂うこの「和」感がかなりたまらない。カグヤ、ヤマタノオロチ、キンタロウ、オオクニヌシなど歴史、神話やおとぎ話が好きな人には聞き馴染みのある名前もたくさん登場するのでそれだけでもすごくワクワクする。そういう人にとってはかなりの名作、と言えるゲームだろう。おすすめです。
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