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PS4『ザンキゼロ』感想レビュー【面白かった所・良かった所、つまらなかった所・不満点など】

PS4ソフト『ザンキゼロ』の感想レビュー。面白かった所・良かった所、つまらなかった所・不満点などをまとめました。


PS4/PS Vita『ザンキゼロ』ゲーム紹介映像

 

面白かった所・良かった所

・「ダンガンロンパ」シリーズの開発スタッフが手がけた新作ということもありそれらに匹敵するほどストーリーが濃厚で難解。キャラのセリフひとつひとつに「伏線が隠されているのではないか?」と思ってしまうくらいにいわゆる「匂わせ方」が絶妙でそれらを追って推理しているだけでもかなり面白い。「ダンガンロンパ」シリーズでもさんざん描かれてきた人(にん)と人、業や欲、人間という生き物の汚い部分、綺麗な部分をこれでもかというほど見せつけられる。

 

・グラフィックにオイてはダンガンロンパとそう大差はないが、街の背景などの作り込みは「さすが」の一言。リアルなほどリアルな背景のグラフィックも相まってよりいっそう「探索」「推理」を面白いものとしてくれている。

 

・ゲームシステムとして「死」というものが他のゲームの概念のそれとは全く違う概念になっているというのがとてもおもしろい。「死ぬ」ことによって生前の原因をしの耐性として持って生き返ることができるというのは新鮮。※毒で死ぬことで生き返るとその毒の耐性がつく、など。【俺の屍を越えてゆけ】に近いものがあるかも。

 

・戦闘システムは「ノンストップシームレスマスバトル」と名付けさせてほしい。基本的にはリアルタイム制の戦闘なのだが敵が近づくとすぐさま攻撃をしかけてくる、それを避けつつ攻撃をするという、説明してもわかりづらいので動画で確認してみてほしい。最初こそかなり戸惑ったが慣れるとかなり新鮮で革新的。

 

・相変わらずの声優陣の豪華さ。「よく集めたな」の一言で声を聞いているだけで変な笑いが出る。

『ザンキゼロ』声優陣

豊永利行 「怠惰」の編集者 日暮 ハルト

関俊彦 「嫉妬」の芸術家 三花締 リョウ

斎賀みつき 「憤怒」の農家 玖保田 ゼン

平田広明 「強欲」の医者 一葉 マモル

松風雅也 一葉 マモル/幼年期

佳村はるか 「色欲」の花屋 芒野 リンコ

竹達彩奈 「暴食」のお嬢様 真白 ユマ

立花理香 「傲慢」の警察官 瀬戸内 ミナモ

鈴木愛奈 「原罪」の少女 比良坂 サチカ

中尾隆聖 マスコットキャラクター テラシマ ショウ

野沢雅子 マスコットキャラクター ミライ

 

つまらなかった所・不満点

・これだけテキストに力を入れているなら是非フルボイスで収録してほしかったと思ってしまう。

・逆に新鮮な戦闘システムはそれにナレてしまうと単調に感じてしまい、「戦闘はどうでもいいからはやくストーリー進めさせろ」となってしまうのはRPGととしては残念。もっと面白くなる可能性を秘めているシステムではあるので次回作に期待したい。

・「ダンガンロンパ」シリーズをよく知っている人なら察していると思うがキツいシモネタ、パロディネタは良くも悪くも相変わらず盛りだくさんなので、それらが苦手だという人は注意。グロ描写もやや多め。

 

ザンキゼロすごい面白いんだけど、何が面白いってゲーム面がかなり練られてて一筋縄ではいかなくて色んな事気にしながらやらないとサクサクいかなくて「サバイバルしてるぅーー!!」って実感できるところなんだけど、逆に言うとストーリーをストレスレスに見たい・ゲームは爽快感って人は厳しいかも

— さっこ (@sakoronpa) 2018年7月5日

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総評

製作元がスパチュン(スパイク・チュンソフト)というだけあってかなりクセの強いゲームに仕上がっている『ザンキゼロ』。ダンガンロンパシリーズを楽しめていた人であれば確実に楽しめるゲームになっているし、逆に言えばあのノリがキツいという人には手放しでオススメできないゲームでもある。

良くも悪くも一度プレイしたら忘れられないゲームになると思うので気になった方はぜひ。

 

 

PlayStation 4 Days of Play Limited Edition

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PS4『ザ・クルー2』感想レビュー【面白かった所・良かった所・つまらなかった所】

PS4ソフト『ザ・クルー2』の感想レビュー。面白かった所・良かった所・つまらなかった所などをまとめました。


『ザ クルー2』gamescom 2017プレイ動画

 

『ザ・クルー2』面白かった所、良かった所

オープンワールドで再現されたアメリカを舞台に世界中のプレイヤー達とレースやドライブを競うこのゲーム。その種目も「車」「バイク」「ボート」「飛行機」とほぼ全てのモータースポーツが楽しめる一作になっている。

 

・誰でも気軽にレーシングゲームが楽しめるいうコンセプトはかなりの好印象を受けた。「グランツーリスモ」のように初心者がとっつきにくいようなものではなく、操作もシンプルでどれも扱いやすい。ボタンひとつでマシンを簡単にチェンジできるシステムも更に気軽さに拍車をかけている。車に飽きたらバイク、バイクに飽きたら飛行機と好きな時に好きなようにマシンを変更することができる。

 

・オープンワールドで広大なフィールドを自由に乗り回せるのが最大の魅力。土地の先々でレースに参加しながら報酬としてもらえるパーツを装備してドライバーやマシンの性能を上げてまた別の土地を目指していく。どちらかといえばレーシングゲームよりもRPGの側面が強いのが特徴。外装もある程度自由にカスタマイズできるので自分だけのオリジナルマシンを作れるのも魅力のひとつ。

 

・マシンの挙動も上々。一部のサイトで「ラジコン」という意見があるが、それは初期のパーツで遊んでいる人の意見でパーツを揃えて車をパワーアップさせればさせるほど遊びやすくなる。特に追加された飛行機とボートはかなり気持ち良い。そこまで期待していなかったぶん良い意味で衝撃を受けた。

 

 

『ザ・クルー2』つまらなかった所、不満点

・オープンワールドの弊害としてなのか、ストリートのレースのコースがイマイチわかりづらい。チェックポイントも認識しずらく、慣れるまでは中々勝つことが難しいのは賛否両論がわかれるところ。

・あくまでオープンワールドを気軽にドライブするという要素が強いゲームなので本格的なレーシングゲームを想像していた人にとっては拍子抜けするかもしれない。良点でも書いたように「グランツーリスモ」というよりは「グランド・セフト・オート」寄りのゲームだと感じた。

・最初は乗れるマシンも限られていてレースをクリアして賞金を貯めることで買えるようになるのだが値段もバカにならないので恐らく全開放することには飽きる。

・ストーリーはあくまでオマケ程度の位置付けなので過度な期待は禁物。

・ボタン配置の変更ができない。

・BGMは個人的にはイマイチ。

 

 

総評

冒頭でも書いたが、レースで賞金を稼ぎながらマシンを成長させたり新しいマシンを購入していくというRPG的側面と、気軽に4種類のマシンを乗りこなして広大なフィールドを駆け巡ることができるドライブゲームの両側面を兼ね備えた『ザ・クルー2』。特にドライブゲームとしては屈指の出来なので、逆にこういった乗り物系ゲームを苦手としている人にこそ遊んでほしい作品だと感じた。

 

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Nintendo Switch『マリオテニスエース』最強キャラランキングベスト10

Nintendo Switch『マリオテニスエース』の最強キャラクターランキングベスト10。各キャラクターの特徴や強さなどのまとめ。

 

目次

 


【マリオテニスエース】現環境の最強キャラは"こいつだ"【クッパJr.】


早くも最強キャラ登場!ロゼッタがチートすぎるwww【マリオテニス エース】

 

 

1位 クッパJr(ディフェンス)

特徴・強さ

  • とんでもなく長いリーチ
  • 加えテクニカルショットでほぼ全面のボールを拾えるという圧倒的なディフェンス力
  • ゲージの溜まりやすさ
  • スピードもそこそこ

 

2位 ワルイージ(ディフェンス)

特徴・強さ

  • どんなボールでも拾えるリーチの長さ
  • チャージショットがとにかく強い

 

3位 ロゼッタ(トリッキー)

特徴・強さ

  • 変化量の大きいスライスショットの強さ
  • チャージ中に動ける
  • スピードも速い

 

4位 ワンワン(パワー)

特徴・強さ

  • パワータイプながらリーチが長くディフェンスタイプに負けず劣らずの守備力
  • サーブの威力はトップクラス
  • 動きがトリッキーで使っていて楽しい

 

5位 テレサ(トリッキー)

特徴・強さ

  • とにかくスライスの変化量が大きい。全キャラ中最強
  • 左利きにすると相手を撹乱できるのでより強い

 

6位 ピーチ(テクニック)

特徴・強さ

  • 狙った場所にショットを打てる制球力の高さ
  • テクニカルショットがかなり使いやすい

 

7位 ヨッシー(スピード)

特徴・強さ

  • どんなボールにも追いつけるスピードの速さは全キャラ中トップクラス
  • テクニカルショットの範囲が異常に広い

 

8位 ルイージ(オールラウンド)

特徴・強さ

  • オールラウンダーでスピードもパワーもそこそこ
  • ワルイージに迫るディフェンス力を誇る
  • フラットも空中も対応できる対応力が強み

 

9位 クッパ(パワー)

特徴・強さ

  • ショットの破壊力に関しては全キャラ中最強
  • 平場での打ち合いに関しては敵なし

 

10位 ガボン(パワー)

特徴・強さ

  • 純粋なパワーはクッパやドンキーに劣るが、その分スピードはそこそこで使いやすい、オールラウンダーのパワー系といったところ
  • ボールコントロールも悪くないので平場にも強い

 

マリオテニス エース|オンラインコード版

マリオテニス エース|オンラインコード版

 

Nintendo Switch『マリオテニスエース』感想レビュー【面白かった所・良かった所・つまらなかった所】

Nintendo Switchソフト『マリオテニスエース』の感想レビュー。面白かった所・良かった所・つまらなかった所などをまとめました。


マリオテニス エース 紹介映像

 

面白かった所・良かった所

 

・参戦キャラの豊富さ

今作の特徴といえばなんと言っても「オールスター」ともいうべきプレイアブルキャラクターの豊富さにある。現時点でも21人ものキャラクターを使うことができ、その数の多さに驚くのはもちろんだが一番衝撃を受けたのは「ワンワン」「ゲッソー」などが初参戦していることだ。特にワンワンに関してはそのビジュアルから参戦不可能と勝手に思っていただけに実際マリオテニスで映像を見ると本当に感動で身震いした。古参のマリオファンも新規のマリオファンも納得のメンバーといえる。

またストーリーモードに登場しているあとから明らかに追加されそうなキャラクターがいるのも焦らされてる感がたまらない。(カメックやブイブイなど)

 

マリオテニスエースプレイアブルキャラクター

オールラウンド=マリオ、ルイージ、デイジー

テクニック=ピーチ、キノピコ

パワー=クッパ、ワリオ、ドンキーコング、ガボン、ワンワン

ディフェンス=ワルイージ、クッパJr.

トリッキー=ロゼッタ、テレサ

スピード=ヨッシー、キノピオ

追加キャラクター=ノコノコ (スピード)、ゲッソー(トリッキー)、 ディディーコング(スピード) 、キャサリン(スピード) 、パタパタ(テクニック)


マリオテニス エース ゲッソー参戦

 

・テクニカルショットが面白い

今作ではゲージを溜めることで「テクニカルショット」というスーパープレイを連発できるシステムがあるのだがこれが中々面白い。狙った所にピンポイントでショットを打てる「ねらいうち」、相手のラケットを破壊するパワーショット「ラケット破壊」、どんな場所にも移動できる「加速」、ラケットへのダメージを防ぐ「ブロック」とこれらをどこまでうまく使い分けられるかが試合に勝てる鍵になる。

慣れるまでは大変だが、思い通りにプレイできた時の気持ち良さは脳汁もの。

 

・スペシャルショットがどのキャラクターも派手で見ていて楽しい。


[マリオテニスエース]全キャラ スペシャルショット集![必殺技集]

 

 

つまらなかった所・不満点など

・オンラインプレイありきのソフト

とにかく今作は「オンラインプレイ」を楽しめるかどうかでゲーム自体の評価がかなり分かれる作品になっている。というのも一人で遊べる範囲では、ストーリーモードやフリーマッチなど本当に必要最低限の内容しか収録されていない(これは対戦ゲームすべてに言えることでもあるが)トレーニングモードや、壁打ちなどのミニゲームすらないのはどうかと思った。

 

・テクニカルショットに面食らう

良点でも書いたように、今作はゲージを溜めることで「テクニカルショット」というスーパープレイを簡単に使うことができるのだが、純粋にテニスゲームとして見るとゴチャゴチャして遊びづらく感じることがある。初代マリオテニスのようなゲーム性を期待しているとかなり肩透かしを食らうので注意。特にラケット破壊された時点で試合が終了するのは意味不明。

 

・とにかくストーリーが微妙

これならトレーニングモードでいい。その割に難易度は地味に高いのが鼻につく。

 

 

総評

テクニカルショットやスペシャルショットなど初代マリオテニスを遊んでいて今作を買ってみようかなというファンにはかなり戸惑うことも多いであろう今作。単純に「テニスゲーム」として見るよりもマリオキャラクターが「テニス」という競技のなかでド派手な戦いを繰り広げる「格闘ゲーム」として捉えたほうがより楽しめるゲームだと感じた。

ゲーム性に慣れて自分の好きなキャラクターを使いこなせるようになった時の爽快感は本当に最高なので、気になった人はぜひ遊んでみてほしい。

 

PS4『グランクレスト戦記』感想レビュー【面白かった所・良かった所・つまらなかった所など】

PS4ソフト『グランクレスト戦記』の感想レビュー。面白かった所・良かった所・つまらなかった所・不満点などをまとめました。

 


PS4「グランクレスト戦記」第3弾プロモーション映像


PS4「グランクレスト戦記」第2弾プロモーション映像


明日発売! ゲーム『グランクレスト戦記』たっぷり見せますスペシャル!

 

ゲーム『グランクレスト』戦記とは

とにかく頭を使う複合型ゲーム

本作はタイトルどおりとにかく「頭を使うゲーム」だというファーストインプレッションを受けた。戦略シミュレーション、RPG、アクションこの3つのゲームジャンルの要素を備えたまさに“複合型ゲーム”と言える。

  1. 自分の領地を整備し、戦闘部隊を作り上げていく戦略シミュレーション
  2. キャラクターを成長させてストーリーを進めていくRPG
  3. キャラクターを操作して敵を倒していくアクション

この要素をしっかりと理解してできるかがこのゲームを楽しむための最大の「キモ」になっている。

 

 

面白かった所・良かった所

・とにかく「戦略」がモノを言うゲーム。リアルタイムで行動する仲間に細かく指示を与えたり、それぞれのキャラクターを操って戦場を駆け抜けたりと忙しいが、自分の思い通りに戦況が動いたときの爽快感は抜群。

・内政やダンジョン攻略、制圧などやれることがとにかく多い。ひとつひとつは専用のゲームに比べると小粒だが、テーマパークのようにプレイヤーを飽きさせない工夫が随所に感じられる。

・原作にはないオリジナル要素はしっかりと作り込まれている印象。ストーリーを進めるごとにテオと他のキャラクターが親密になれるイベントがあるのだが、原作ファンなら思わずニヤリとさせられるやりとりもあり、ファンならテキストだけでもかなり楽しめるはず。また、キャラとの信頼度によって戦闘面でも影響が出るのが良い。(スキルの解放など)

 

 

つまらなかった所・不満点

・「前文」で“複合型ゲーム”と書いたが、戦略シミュレーション、RPG、アクションそれぞれのクオリティは期待していたほどは高くない。100点満点として50点のジャンルが3つ組み合わさったといえばわかりやすいか。良くも悪くも「キャラゲー」の域を出なかったのが残念

・慣れるまでの敷居が高い。悪く言えばゴチャゴチャしたシステムや操作性のイマイチさも相まって原作好き以外には受け入れられにくい。

・戦闘時のグラフィックがPS2時代のものかと思えるほど稚拙、フレームレートの低さからかカクツキも目立つ。

 

 

総評

とにかく「人を選ぶゲーム」。無双シリーズや通常のRPGとのようにゴリ押しがしづらいのも気軽に遊べる雰囲気を排除している一因のひとつだと感じた。

逆に言えばしっかりとシステムを理解できさえすれば楽しめるゲームでもあるので、気になった人は一度無料の体験版を遊んでみるのもおすすめです。

 

Nintendo Switch・3DS『超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido』感想レビュー【面白かった所・良かった所・つまらなかった所】

6月7日発売のNintendo Switch・3DSソフト『超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido』感想レビュー。面白かった所・良かった所・つまらなかった所・不満点などをまとめました。

 


超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido [Nintendo Direct 2018.3.9]


超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido オープニングテーマ曲映像

 

目次

 

 

面白かった所・良かった所

レールを流れてくる寿司を同じ色でつなげていく、といういたってシンプルなパズルゲームだが、そのシステムやストーリーは単純なパズルゲームとは一線を画する出来になっている。

 

ストーリーの凄さ

まず物語の舞台が「第一次寿司大戦後の世界」というのが面白い。この世界は寿司こそがすべて、そしてこの大戦のあと寿司を独占する悪の組織が今作の倒すべき相手「帝国軍」というわけだ。

一見、誰でも遊べる、いやむしろ子供向けのゲームと思いきやその実裏の裏まで読み取れそうな大きなテーマの元にこの寿司ストライカーは成り立っている。この「本気度」こそが、ただのパズルゲームに深みと面白さをもたらしているのだ。

 

育成要素、唯一無二のゲームシステム「スシガミ」

www.nintendo.co.jp

 

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50種類を超える物の怪「スシガミ」

この寿司ストライカーがただのパズルゲームではない唯一無二の世界感を形成る(つくる)大きな要素の一つとして「スシガミ」がある。

スシガミはプレイヤーを支える物の怪たちの総称であり、彼らは対戦中様々な特殊能力でプレイヤーをサポートしてくれる。その種類はなんと50種類以上。その中から自分のプレイスタイルにあった最高のスシガミを見つけ、レベルを上げて強化させ、より強いスシガミに進化させることで新しい強力なスキルを覚えさせたりと、育成ゲームの要素もふんだんに盛り込まれている。この「スシガミ」をいかに最強に育てあげられるかが寿司ストライカーの醍醐味でありすべてだ。

 

考えなしのプレイ=死。奥深すぎるゲーム性

パズルゲーム全般に言えることだが、そのなかでもこの寿司ストライカーはとりわけ「戦略」がものをいうゲームだ。ただ単純に同じ色の寿司をつなげていけばいいかというとそうではなく、このゲームを極めようとすればするほど「先を読む力」そして「反射神経(インパルス)」が必要不可欠になってくるのだ。皿の色によって敵に与えられるダメージはまったく変わってくる。青の皿はダメージが低く、金の皿が一番ダメージが高いなど。寿司の色を瞬時に見極めて次につなげる、次に流れてくる寿司の流れをパターンから把握して相手より先に自分のペースに引きずり込むこと、そして「まつりゲージ」がマックスになると発動する「スシまつり」中は攻撃力が1.5倍になり高級皿が流れやすくなる。このタイミングの見極めこそが勝利を掴むカギとなる。

手軽に楽しむだけなら老若男女誰でも楽しめるがそこから先は人外、修羅の道。どちらを選ぶかはあなた次第だ。

 

その他の細かい良点

・BGMがどれも秀逸でクセになるし、無駄に凝ったアニメーション、キャラボイスは、ユニークかつシリアス。いつの間にかその世界観に没入できる

・キャラデザインも絶妙。主人公のビジュアルも○

・ロード時間も短くノンストレス、パズルゲームが多いスマホアプリのようにスタミナ切れがないのもパッケージゲームの強み

 

 

つまらなかった所・不満点

なし。

 

 

総評

このゲームがどういう評価を受けるかによって、今後のゲーム業界全体の明暗が決まると言っても過言ではないほどの神ゲー『寿司ストライカー The Way of Sushido』。

その魅力は実際にプレイしてみなければ伝わらないので騙されたと思ってぜひ一度遊んでみてほしい、想像を絶する体験がキミを待っている。

 

超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido|オンラインコード版 - Switch

超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido|オンラインコード版 - Switch

 
超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido|オンラインコード版 - 3DS

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PS4『Fate/EXTELLA LINK』感想レビュー【面白かった所・良かった所・つまらなかった所など】

PS4、PS Vitaソフト『Fate/EXTELLA LINK』の感想レビュー。面白かった所・良かった所・つまらなかった所・不満点などをまとめました。

 


PS4/PS Vita『Fate/EXTELLA LINK』オープニング映像


PS4/PS Vita『Fate/EXTELLA LINK』プロモーション映像第2弾

 

面白かった所・良かった所

戦闘面

・前作の不満点がほぼ解消されて正当進化ともいうべき作品に仕上がった『Fate/EXTELLA LINK』。まず、いわゆる『無双系ゲーム』における重要な要素である「爽快感」この部分の満足度がかなり高い。

それを可能にしているのが前作の不満点のひとつでもあった「スキルシステムのコマンド派生のみでしか任意の技を出せないこと」が、EXTELLA LINKではスキルをショートカットに割り当てられるので自分の好きなように技を組み合わせられる。

『ラッシュ』の要素などもボタン連打で簡単にダメージを与えられ、味方キャラクターとの連携も楽しめる。

・また前作よりも宝具をたくさん使えるようになったのもありがたい。今作はアクション(ムーンドライブ)に応じてゲージが溜まるシステムなのでどんどん使える。アクティブスキル→ムーンドライブ→宝具とアクションが一本の線のようにちゃんと繋がっているのもかなり評価できるところ。

・処理落ちもほとんどなく、大量の敵を一気に殲滅しても快適にプレイできるのも大きい。

 

システム・キャラクターについて

・システムにおいてもメインのサーヴァントのほかにサポートサーヴァントを編成できるようになったことで味方との連携やりとりを前作よりもかなり密に楽しむことができる。

・スキル強化や装備の合成、コスチュームの獲得などやりこみ要素もあるのでクリアした後もそれなりに遊べる

・キャラクターデザインは相変わらず素晴らしく、前作『Fate/EXTELLA』との連動で手に入るコスチューム個人的に満足。

https://amzn.to/2JAOXco より

 

 

つまらなかった所・不満点

・一部技の演出が派手なのでカメラワークが影響が出ることがある。

・基本的なストーリーはかなり短い。話の作り自体もかなりお粗末で言葉は悪いがあってないようなもの。

・PS Vita版に画質をあわせているのか、最近のゲームにしてはグラフィックの面ではそこまで高くない

・キャラクターの少なさ。小次郎やヘラクレスなどは出てほしかった

 

 

 

総評

戦闘面やシステムの快適さなど前作に比べると見違えるほど進化していると感じた『Fate/EXTELLA LINK』。単純に「ゲーム」としての完成度が高くただただ敵をバサバサと倒していくだけでもかなり面白い。一方で不満点でも書いたようにストーリーに対しての期待は抱かないほうが吉。あくまでオマケ程度だと思ったほうがいい。

キャラデザイン重視、戦闘の面白さは近年のアクションRPGのなかでも屈指の完成度なのでFateシリーズのファンはもちろん「無双シリーズ」のファンにもおすすめしたい作品。