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PS4『地球防衛軍IR(EARTH DEFENSE FORCE:IRON RAIN)』感想レビューまとめ【面白かった所、つまらなかった所、不満点など】

PS4ソフト『地球防衛軍IR(EARTH DEFENSE FORCE:IRON RAIN)』の感想レビュー。面白かった所、良かった所、つまらなかった所、不満点などをまとめました。

 

公式トレーラー動画


EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN 3rdトレーラー


EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN 4thトレーラー

『地球防衛軍IR(EARTH DEFENSE FORCE:IRON RAIN)』面白かった所、良かった所

・本家『地球防衛軍』とは良くも悪くも「別ゲー」だと言い切っていい作品。美麗なグラフィックと敵の種類の多さ、そしてヒリヒリするような任務の難しさはより「リアル」な地球防衛を体験できるゲームに仕上がっている。まさに本当の意味での「戦争」を強いられているかのような感覚に陥る。

・かなり繊細な操作と、頭を使うゲームで、武器が強いからといって脳死でなにも考えずに突っ込んでいくと簡単に死ねる。敵も見た目どおりの気持ち悪さと凶悪さを兼ね備えていて、良い意味でかなり「絶望感」がある。どんなゲームも慣れてくると巨大なモンスターも簡単に倒せる、というのがデフォルトになっている最近のゲームにおいてここまで緊張感を味わえる作品はそうそうないのではないかと思った。

 

『地球防衛軍IR(EARTH DEFENSE FORCE:IRON RAIN)』つまらなかった所、不満点

・前述したとおり敵はかなり攻撃力も高く耐久性も従来の「地球防衛軍」と比べてもかなり硬い。そのため「爽快感たっぷりに敵を蹴散らす」というよりはジワジワと敵を削っていくようなプレイが求められるため、ゲームとしての爽快感に欠ける出来になってしまったのは残念。このあたりのバランスはもう少しうまくできるのではないかと思った。

・また繊細な操作が要求される今作において致命的なのは「細かいところに手が届かない」ことの多さ。カメラワークの悪さやダウン時の起き上がりのシビアさなど、ちょっとした操作へのストレスがかなりかかるので敵のいわゆる「ハメ殺し」が多くゲームの面白さを感じる前にイライラが買ってしまうプレイヤーも多いのではないだろうか。

 

総評

これまでの『地球防衛軍』とか良くも悪くも一線を画する出来になっている今作。やりたいことへの意欲は伝わるし、かなり可能性は感じるゲームではあるのだが、いかんせん時間がなかったのかデバック不足に感じるところも多々あり、非常に「惜しい」ゲームだと感じた。

それでもこれからのアップデートしだいでは細かいバグや、シビアな面も改善されると思うので、一度プレイして損はない作品だと思った。

 

【PS4】EARTH DEFENSE FORCE:IRON RAIN

【PS4】EARTH DEFENSE FORCE:IRON RAIN

 

 

PS4『ルルアのアトリエ』感想レビューまとめ【面白かった所、良かった所、不満点など】

PS4、Nintendo Switchソフト『ルルアのアトリエ』の感想レビュー。面白かった所、良かった所、つまらなかった所、不満点などをまとめました。

 

公式ティザー動画


3月20日発売!『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~』プロモーション映像第1弾!


3月20日発売『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~』プロモーション映像第2弾

 

『ルルアのアトリエ』面白かった所、良かった所

近年の萌え路線は残しつつも「アトリエ」シリーズの良さを踏襲している今作。なんと言ってもるるあのキャラクターがとても良い。かわいさ、萌え要素はふんだんにありつつも健全さを兼ね備えているので男性ファンだけでなく、女性ファンにも安心して楽しめる一作になっている。

調合も初心者にはわかりやすく、中級〜上級者にとってはやりごたえのあるシステムに仕上がっている。従来の素材を決めて調合するタイプで、アーランドシリーズを彷彿とさせるのだが、従来のようにパズル要素はなくなり、とてもシンプルになっていたのは好印象。

戦闘システムも従来のターン制のバトルで面白い。これもアーランドシリーズの雰囲気があってとても良い。

 

シナリオも一人ひとりのキャラクターを深く掘り下げていてとても愛着が湧く。キャラ同士のやりとりがとても「生」っぽくキャラクターが存在している感が感じられてよかった。

 

その他細かい良点

ロードの早さもさすが最新作というだけあってストレスフリーでサクサク進めることができる

・時間制限が無いので自由に動けるのも嬉しい

・これまでの「アトリエシリーズ」の過去作のキャラたくさん出るのは往年のファンにとってはかなり嬉しい

・BGMは懐かしくも新しいエモい音楽

 

 

『ルルアのアトリエ』つまらなかった所、不満点

・ロードも早く、サクサク進むのはいいのだが、突然フリーズすることがたまにあった。自分のハードだけかと思って調べたところ、他の人でもたびたびフリーズしているみたいなので注意。

・最近のゲームにありがちなのが、どれもオープンワールドを意識しすぎてムダにフィールドが広すぎるということ。移動が面倒くさく、ちょっとしたイベントをこなすだけでも時間をとられるのは、ボリューム不足を隠すために移動時間を長くとってクリアまでの時間を先延ばしにしているような狙いが透けて見えるので残念だった。(これはルルアのアトリエだけに限った話ではないが)

・テキストの面ではかなり頑張っているほうだと思ったが、キャラクターんぼアクションはもう一歩バリエーションを増やすと良かった。

・追加コンテンツが微妙。お金を払って追加する価値があるか本当に難しいところ。

 

総評

 良点でも書いたようにアトリエシリーズの良いところを踏襲しつつ、戦闘やキャラクター、調合の面など新しい息吹を十分に感じさせてくれた『ルルアのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』。ファンのみならず、最初にアトリエシリーズをプレイする未経験者にも安心してオススメできる一作に仕上がっていました。

 

ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ - PS4

ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ - PS4

 
ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ - Switch

ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~ - Switch

 

Nintendo Switch『ヨッシークラフトワールド』感想レビューまとめ【面白かった所、つまらなかった所、不満点など】

Nintendo Switchソフト『ヨッシークラフトワールド』の感想レビュー。面白かった所、良かった所、つまらなかった所、不満点などをまとめました。

 

公式トレーラー動画


ヨッシークラフトワールド 紹介映像

 

『ヨッシークラフトワールド』面白かった所、良かった所

・『ヨッシーアイランド』から続くあの独特のほのぼのとした雰囲気を壊さず、「クラフト(工作)」でできた世界観をモチーフにし新たな魅力が増している良作。元々の雰囲気をクラフトの相性は抜群で、海や森、忍者屋敷、宇宙などバリエーション豊かなステージはただ見ているだけでもほっこりとした気分になることができる。

・小さい子供でも遊びやすく、大人でも「オッ!」と楽しめるような仕掛けなど、難易度の調整がとても素晴らしい。単なる横スクロールアクションだけではなく、奥行きをもたせることでワールドの幅を広げているのがとても素晴らしい。ヨッシー自ら工作を作って飛行機や巨大ロボットを作ってギミックを攻略したりと、プレイしてて飽きさせない仕掛けが本当にうまい。

・また、敵のキャラクターデザインも素晴らしく、ブサカワイイ敵たちは倒すのが惜しくなるほど愛おしく感じられる。※個人的なお気に入りはあきかんバードとビッグドンブリです。

 

 

『ヨッシークラフトワールド』つまらなかった所、不満点

・クリアまではとても簡単なので大人なら少し物足りなく感じてしまう部分もある。(ただしフルコンプ はかなり難しくウラコースでコポチを探すしたりさがしものを探すのは骨が折れる。そのため何回も同じステージを往復する必要があり、さすがにおっくうになってしまうので注意。

・BGMは初代『ヨッシーアイランド』の静と動、光と闇が混在したあのメリハリの効いたBGMを経験したプレイヤーからすると少し物足りない部分があった。ウールワールドからほのぼの路線100に舵を切っているので仕方のないところはあるが。

 

総評

ヨッシーのキャラとクラフトワールドの世界観が絶妙にマッチした究極の「癒やし」を体験できるアクションゲーム。ヨッシー好きだけでなく、「せわしない最近のゲームにちょっとついていけない…」という人にもかなりオススメできる一作です。

 

PS4『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』感想レビューまとめ【面白かった所・つまらなかった所・不満点など】

PS4ソフト『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の感想レビュー。面白かった所・良かった所、つまらなかった所・不満点などをまとめました。

 

公式トレーラー動画


SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE 発売ロンチトレーラー【2019.3】

 

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』面白かった所・良かった所

 とにかく言えることはかなり高レベルな位置で「真剣勝負」を体現している稀有なゲームだということ。とにかく難易度が高く、ザコ敵でも気が抜けない、ボス戦になればその何倍も気が抜けない常に「死」というストレスとそれを乗り越えたときの爽快感を極限まで味わえるゲーム。まるで一昔前の無理ゲーファミコンソフトを遊んでいるような感覚に陥る。感覚としては『DARK SOULS』シリーズに近い印象を受けた。

死んで、死んで、死んで、敵の攻撃パターンやクセを覚えてようやく互角に戦えるという、成長をたしかに感じられる最近のゲームにはない緊張感がとてつもない中毒性を持っている。また、正面突破からステルス、奇襲まで本当にできることが多いゲームで攻撃パターンも多く戦闘の繰り返しなのだがまったくマンネリになることがないのもかなり好印象だった。

 

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』つまらなかった所・不満点

 良点で挙げた部分がそっくり不満点にもなりかねないゲームで、本当に「難しい」の一言に尽きる。あまりゲームが得意ではないプレイヤーいとってはここまで心を折られるゲームもないのではないだろうか。先ほど『DARK SOULS』シリーズに近いゲームと書いたが、難易度の面で言えばDARK SOULSよりもはるかにスリリングで悪く言えば、「難しすぎる」。

常に敵を倒すために「考える」ことを強いられるゲームで、無双シリーズのようにキャラを成長させれば脳死でクリアできるようないわゆる「俺つえー」ゲームを求めている人にとっては『苦行』の一言に尽きる。

 

総評

高すぎるほど高いクオリティとそれに見合うだけのゲーム史上屈指の難易度を誇るゲーム『SEKIRO』。

この難易度を楽しめるプレイヤーにとっては神ゲーだが、そうではない人にとっては中々とっつきにくい面が目立つ作品になってしまっている。

ただ、個人的には「万人受け」のゲームよりは0か100と振り切っているゲームが好きで、このSEKIROは間違いなく後世に語り継がれる作品だと確信しているので気になった人はぜひ一度プレイしてもらいたいと思った。

 

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE 公式ガイドブック (ファミ通の攻略本)

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PS4『ONE PIECE WORLD SEEKER ワンピース ワールドシーカー』感想レビューまとめ【面白かった所、良かった所、つまらなかった所、不満点など】

PS4ソフト『ONE PIECE WORLD SEEKER ワンピース ワールドシーカー』の感想レビュー。面白かった所、良かった所、つまらなかった所、不満点などをまとめました。

 

公式ティザー動画


PlayStation(R)4「ONE PIECE WORLD SEEKER」発売直前PV


PlayStation(R)4「ONE PIECE WORLD SEEKER」第5弾PV

 

『ONE PIECE WORLD SEEKER』面白かった所・良かった所

・ゲームオリジナルストーリーながらも赤犬、サボ、黄猿、クロコダイルなど原作のキャラクターも多数登場してファンにはニヤリとさせられるようなクロスオーバー作品に仕上がっている。ストーリー自体もサンジの家族ヴィンスモーク家を中心とした物語で、ここ最近のワンピースの流れが好きだというファンにとってはかなり楽しめるのではないだろうか。

・海賊無双などの一騎当千的ゲームではなく、「覇気」のシステムを使ったステルス攻撃など新たなONE PIECEゲームの風を吹かせようとしている努力が随所に感じられたのは好感触。 

・オープンワールドゲームで細かい部分も作り込まれているマップの感触も良好。ゴムゴムの能力を使って自由にフィールドを駆け巡るさまはまさに自分自身が「ルフィ」になった気分を味わうことができる。PS4で以前発売されていたスパイダーマンが好きな人にはかなりおすすめ。

 

『ONE PIECE WORLD SEEKER』つまらなかった所・不満点

・ とにかく覇王色や見聞色の覇気を使っていかに敵の目を欺きながらストーリーを進めて聴くかという今までにないパターンのワンピースゲームなので、ド派手な必殺技で大勢の敵をぶっ飛ばすという本来のONE PIECEの魅力は少し削がれているような気がした。また、ルフィの技が単調でスキルや技が増えない序盤は特にキツイ。敵も相手によってはかなりしぶといので、そこで飽きてしまうプレイヤーも多々出てくるのではないだろうかと感じた。

・キャラクターのボイスもとことどころだけで完全フルボイスではないのが残念。世界観に対する没入感がいまひとつのような気がした。

・操作できるキャラkツアーがルフィのみ、他の麦わらの一味も登場するのだがピンポイントにサポートキャラ的な扱いしかできないので、ゲームの良さを100%引き出すことができない。これで麦わらのメンバーを自由に交代できるようなシステムだったなら評価まったく違ったものになっていたかと思うと非常に残念。

 

総評

良点で述べたようにちゃんと評価できる点もあるのだが、いかんせんプレイアブルキャラクターがルフィのみ→それゆえに戦闘が単調になりがち→飽きる、という完全な悪循環に陥ってしまうのは非常に残念。

ストーリー自体はとても良くできていると感じたのでONE PIECEファンで特にルフィが圧倒的に一番好き、という人にとってはおすすめできる一作。

 

PlayStation 4 グレイシャー・ホワイト 500GB (CUH-2200AB02)

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PS4『ディビジョン2』感想レビューまとめ【面白かった所、良かった所、つまらなかった所、不満点など】

PS4『ディビジョン2』の感想レビューまとめ。面白かった所、良かった所、つまらなかった所、不満点などをまとめました。

 

公式トレーラー動画


『ディビジョン2』「マルチプレイトレーラー」ダークゾーン&コンフリクト


『ディビジョン2』ストーリートレーラー

 

『ディビジョン2』面白かった所、良かった所

・ディビジョンの最大の魅力でもあるパーティプレイは、サクサクとマッチできる手軽さと、仲間と協力して楽しむミッション性の高さは前作より遥かに進化している印象を受けた。また、ストーリーミッションでのMAPの作り込みがよくできていて、探索だけでもかなり面白い。

 

・アイテム収集の楽しさ、豊富な種類の武器収集など、やりこみ要素が多彩なのも魅力のひとつ。また、クラフトによるカスタマイズで新たな武器やMODパーツを作るシステムも楽しい。戦闘時のスキルの種類も豊富で自分のプレイスタイルに応じて様々な組み合わせを楽しめるのはかなり好印象だった。

それを踏まえてのバトルの面白さは言わずもがなで前作に比べてもソロで遊べるほどの自由度と拡張性を誇っている。AIもかなり賢くなっているので、ストレスもたまらない。さらに、そんなキャラクタークリエイトの多彩さも自由度に拍車をかけていてまさに「戦場」に自分自身が赴いているような感覚に陥る。 

 

・グラフィックのリアリティもすさまじくこれほどまでにワシントンDCを再現しているゲームもそうそうないのではないだろうか。

 

 

『ディビジョン2』つまらなかった所、不満点

・キャラクリエイトの自由度は高いのだが髪型の種類が少ないのは残念。

・処理落ち、ラグなどの細かい不具合がある。 

・カメラのせいなのか、敵が見づらいときがあるのは慣れが必要。

 

総評

バトルバランスの素晴らしさやりこみ要素の高さなどかなり長くゲームに仕上がっている『ディビジョン2』。

仲間と協力して楽しめる面白いPvEゲームを探してる人に非常におすすめできる一作で、ラグやカクつきなどの細かい不具合さえ治れば今年現時点でも三本の指に入るほどの傑作ゲーム。

 

ディビジョン2 ベータテスト開催記念 オリジナルPC・モバイル壁紙(ダウンロード用URL配信)

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PS4『デビルメイクライ5』感想レビューまとめ【面白かった所・良かった所、つまらなかった所・不満点など】

PS4ソフト『デビルメイクライ5』の感想レビュー。面白かった所・良かった所、つまらなかった所・不満点などをまとめました。

 

公式ティザートレーラー動画


Devil May Cry 5 - Main Trailer(日本語ボイスVer.)


Devil May Cry 5 - Final Trailer(日本語ボイスVer.)

 

『デビルメイクライ5』面白かった所、良かった所

三者三様、個性豊かなプレイアブルキャラ

・まずキャラクター。ネロ、ダンテ、Vという三者三様のキャラクターたちを駆使して悪魔を殲滅していくのだが、それぞれの個性がすさまじく、キャラクターを変えるごとにまるで別ゲームをやっているような感覚に陥る。

スピード感と爽快感を兼ね備えたオールラウンダー・ネロ、攻撃一発一発の迫力と強力な連携攻撃で「戦っている」感が最も強いダンテ、そして使役する悪魔を従える特殊なキャラクターVとどれを使っていても本当に楽しい。つまらないキャラクターがいないというのは本当に大きい部分だと感じた。

 

骨太で密度の濃い集大成的なストーリー

・ストーリーに関しても今までのデビルメイクライシリーズの集大成ともいうべき、随所に往年のファンがニヤリとさせられるようなオマージュ的な仕掛けが施されており、次はどうなる?次はどうなる?とどんどん先へ進みたくなる。このプレイヤーを絶妙に飽きさせない工夫が本当に素晴らしいと感じた。

 

グラフィックの綺麗さと壮大なマップ

一番心配していたグラフィック面なのだが、これは本当に良い意味で裏切られたほどかなりクオリティの高い出来栄えになっている。ヌルヌルとシームレスで動くキャラクター、実写よりも実写感が強いのに、ゲーム映像としての完成度が以上に高い、背景、広大で探索が楽しくなるような複雑な作りのマップ、女性キャラクターの色気、と現時点で発売されているプレイステーション4のゲーム中でもトップクラスのグラフィックを誇っている。

 

 

『デビルメイクライ5』つまらなった所、不満点

ストーリーの流れに若干の不満

・完璧すぎるアクション、ゲームバランスに対してのストーリーの大雑把さ、良く言えば海外的な部分が少し気になった。察しのいいプレイヤーであれば、中盤から張り巡らされたラスボスへの伏線が透けて見えてしまい、それゆえに最後の最後まで新たな驚きが薄まる、というのは少し残念だった。またレディ、トリッシュなど一部キャラクターの扱いが雑に感じる部分もあった。

 

異なるキャラクターの操作の難しさ

・またそれぞれまったく操作感覚の違う3人のキャラクターはあまりアクションゲームに慣れていないプレイヤーは面食らってしまう部分だと感じた。中級〜上級者プレイヤーであればその操作感のち外こそがこのゲーム最大のおもしろいポイントでもあるのだが、そこがとっつきにくいと感じるプレイヤーもいるだろうな、と思った。

 

デフォルトキー配置の操作のしづらさ

・キーコンフィグである程度自分の動かしやすいようにボタン配置は変えられるのだが、デフォルトではコンボを決める際にどうしてもスムーズにいかない部分があるので(これは海外仕様で手の小さい日本人向けにされていない可能性もあるが)自分の操作しやすいように色々と配置は変えるのがおすすめ。

 

その他細かい不満点

  • レッドオーブを全て強化にまわせない
  • 必要なレッドオーブ量が多いのでスタイリッシュランクが上がらないうちは厳しい
  • 回避がロックオン中でしか使えないので慣れが必要
  • ロード時間は短いとはいえない
  • フォトモードの微妙さ

 

 

総評

グラフィック、アクション、育成、キャラクター、ストーリー、BGM、システム、ほぼすべての要素において「完璧」という言葉がふさわしい、最高に完成度の高いゲームに仕上がっている。

2019年のゲームで間違いなく「最高傑作」の名にあがるほど素晴らしいゲームなのでぜひ一度プレイしてもらいたい。

 

デビル メイ クライ 5 公式コンプリートガイド

デビル メイ クライ 5 公式コンプリートガイド

 
PlayStation 4 グレイシャー・ホワイト 1TB (CUH-2200BB02)

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